ふきのとうが一斉に芽を吹き始める頃。凍った地面から草花が春を告げる準備を始めます。
寒の仕込み
冬という季節は美味しい食べ物を仕込むのに適した季節。酒や醤油、味噌はこの時期に作るのが良いとされています。
雑菌の繁殖しにくい寒い冬。低温で余計な雑菌の繁殖を抑え、お酒や味噌などの発酵に必要な菌をゆっくりと働かせる。
寒仕込みのお酒「ひやおろし」
酒造りに適している11月~2月くらいの季節に酒造りをすることを「寒仕込み」と呼びます。そのため、寒仕込みのお酒の旬は春。熟成させたお酒の美味しさとは違い、まさにフレッシュな味わいのものが、この寒仕込みのお酒だと言えるだろう。真冬に仕込みをおこない、早春に搾られるお酒のことを「ひやおろし」と呼ぶ。早春に搾られたお酒は、さらにじっくりと熟成させるため、ひと夏を越して秋まで酒蔵に貯蔵して寝かせる。こういった手法をおこなうことで、円熟したまろやかで旨みたっぷりのお酒ができあがる。このようにひやおろしの旬は秋であるため、秋の味覚とともに楽しむのがおすすめだ。
味噌・醤油
冬を超えて、春、夏と順に暖かくなっていく過程で、発酵、熟成を自然におこない、秋になって気温が下がると美味しい味噌が出来上がる。