二十四節気・七十二候の暦
七十二候の暮らし暦
5日でめぐる季節の気配
大きな季節の節目である「二十四節気」と、
約5日ごとに表情を変える「七十二候」。
暦が教えてくれる旬の気配を感じながら、
日々の暮らしを心地よく整えるアイデアをお届けします。
七十二候(しちじゅうにこう)とは
1年を約5日ごとに区切り、季節の移ろいを72に細やかに分けた暦の視点です。約2週間ごとに巡る二十四節気よりも短いこのテンポは、慌ただしく過ぎる現代の日常の中でも、ふと立ち止まって気分を整える心地よいリズムになります。風の音や鳥のさえずり、草木の芽吹きといった自然の小さな「兆し」や「気配」に耳を澄ませることで、日々の暮らしに豊かな彩りと確かな心のゆとりをもたらしてくれます。
1年(365日)
── 春夏秋冬の大きなめぐり二十四節気
(例:立春 / 約15日間)七十二候(約5日ごとに訪れる自然の気配)
24 × 3 = 全72候初候(最初の約5日)
東風解凍
「東風が氷を解かす」
次候(真ん中の約5日)
黄鶯睍睆
「鶯が鳴き始める」
末候(終わりの約5日)
魚上氷
「魚が氷を跳ね分ける」
二十四節気と和風月名
✦ 二十四節気(にじゅうしせっき)とは
1年を太陽の動きに合わせて24等分(約15日刻み)にした季節の指標です。「立春」「夏至」「秋分」「冬至」など、四季の移り変わりや農作業の節目として古くから親しまれてきました。
✦ 和風月名(わふうげつめい)とは
旧暦の各月につけられた日本独自の呼び名です。「睦月(1月)」「師走(12月)」など、行事や気候風土に根ざした情緒豊かな名称で、新暦とは約1ヶ月の季節感の差があります。
七十二候の一覧
睦月(1月)|冬至
雪下出麦
(雪下麦出ずる)
【冬至 末候】1月1日〜1月5日頃読む
睦月(1月)|小寒
芹乃栄
(芹乃栄う)
【小寒 初候】1月6日〜1月10日頃読む
睦月(1月)|小寒
水泉動
(水泉温かを含む)
【小寒 次候】1月11日〜1月15日頃読む
睦月(1月)|小寒
雉始雊
(雉始めて鳴く)
【小寒 末候】1月16日〜1月20日頃読む
睦月(1月)|大寒
款冬華
(ふきのはなさく)
【大寒 初候】1月21日〜1月24日頃読む
睦月(1月)|大寒
沢水腹堅
(沢水腹堅める)
【大寒 次候】1月25日〜1月29日頃読む
睦月(1月)|大寒
鶏始乳
(鶏始めて乳く)
【大寒 末候】1月30日〜2月3日頃読む
如月(2月)|立春
東風解凍
(東風凍を解く)
【立春 初候】2月4日〜2月8日頃読む
如月(2月)|立春
黄鶯睍睆
(黄鶯睍睆く)
【立春 次候】2月9日〜2月13日頃読む
如月(2月)|立春
魚上氷
(魚氷を上る)
【立春 末候】2月14日〜2月18日頃読む
如月(2月)|雨水
土脈潤起
(土脈潤い起こる)
【雨水 初候】2月19日〜2月23日頃読む
如月(2月)|雨水
霞始靆
(霞始めて靉く)
【雨水 次候】2月24日〜2月28日頃読む