水泉動
(水泉温かを含む)
「小寒」の次候は、「水泉動(しみずあたたかをふくむ / 水泉温かを含む)」です。
地上は厳しい寒波に包まれていますが、地中深くではかすかに地熱が温まり始め、凍りついていた泉の水が人知れず動き始める頃を指します。
季節の言葉と風土
【なぜ冬の湧水は温かく感じるのか?】
地中の温度は年間を通じて一定(約15℃前後)に保たれているため、真冬の外気温が低い時期には湧き出る水が相対的に温かく感じられます。
【寒仕込み(かんじこみ)と雑菌の少ない寒の清冽な水】
一年で最も気温が低いこの時期は、空気中の雑菌が最も少なく、酒造り(寒仕込み)や味噌・醤油造りの最盛期です。