山茶花(さざんか)の花が咲くころ。
山茶(つばき)と読んでいますが、椿(つばき)の事ではなく、ツバキ科の山茶花の事。
山茶花と椿は見た目は似ていますが、散り際が異なります。
花びらが一枚一枚落ちるのが山茶花で、花が丸ごと、ぽとりと落ちるのが椿です。
茶の花(ちゃのはな)
同じころ、お茶の花も咲きます。
お寺さんなどで見かける事があるかもしれません。白椿を小ぶりにしたような花で、椿と同様に実の油は食用や化粧品に使われる事もあります。
山茶花(さざんか)の花が咲くころ。
山茶(つばき)と読んでいますが、椿(つばき)の事ではなく、ツバキ科の山茶花の事。
山茶花と椿は見た目は似ていますが、散り際が異なります。
花びらが一枚一枚落ちるのが山茶花で、花が丸ごと、ぽとりと落ちるのが椿です。
同じころ、お茶の花も咲きます。
お寺さんなどで見かける事があるかもしれません。白椿を小ぶりにしたような花で、椿と同様に実の油は食用や化粧品に使われる事もあります。
もみじや蔦(つた)の葉が色づいてくる頃。
黄色く色づいたもみじの葉を一年以上塩漬けにしたものに衣をつけてごま油でパリっと揚げたお菓子。
大阪の箕面の伝統銘菓。
かりんとうのような食感です。
紅葉の名所である箕面大滝へ向かう滝道と呼ばれる道には、もみじの天ぷらを売るお店がたくさん並んでいます。
道中、揚げたてを提供しているお店もあります。
ぽつぽつと、通り雨の様に降ったりやんだり。秋の終わりを告げるような小雨が降る頃。
ぐっと冷え込んだ早朝などに、霜が降り始める頃。
霜のついた植物は、まるでレースをまとった様で、寒さが生み出す芸術といった様相。
戸口で秋の虫の声が響き渡たる頃。
蟋蟀(キリギリス)とありますが、今でいうコオロギの古い呼び名の事。
菊の花が咲くころ。
春の桜と並んで日本の秋を象徴する花。
奈良時代末から平安時代初め頃に中国から伝来したといわれています。
ツバメなどの夏鳥と入れ替わりに鴈(がん・かり)などの冬鳥がやってくる頃。
宝石のような透き通った赤が美しい柘榴の実。
柘榴(ざくろ)は世界各地で栽培されていますが、日本では観賞用の庭木として植えられてきました。
外国産に比べ、国産の柘榴は酸味が強いものが多いので、甘味が強い輸入物の柘榴もおすすめです。
田んぼの水を抜いて稲刈りを始める頃。
9月にすでに収穫されたお米はお店に出回る頃です。
虫たちが、寒さを越すための穴や隙間の戸をふさぐように冬ごもりの支度を始める頃。
このころ旬を迎えるのが花梨(カリン)という果物。
強い香りと少しべたつく表皮がとても甘くておいしそうなのですが、実際はとても硬くて渋くて生食には向きません。
砂糖や蜂蜜、お酒につけてエキスを利用するのが一般的です。
のど飴にも使われる事が多いように、カリンには「咳止め」「去痰」など喉の不調に効能がある「アミグダリン」という成分が含まれています。
加水や加熱により「アミダグリン」が分解され「ベンズアルデヒド」となり、炎症を抑えるはたらきがあるので、咳やのどの痛みを和らげます。
夕立を招く入道雲も見えなくなり、激しかった雷がなりをひそめる頃。
彼岸(ひがん)は春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間。
秋の彼岸の中日(秋分の日)を境に日が短くなっていき、暑さも和らいでいきます。
おはぎ
彼岸花